馬油1

頭皮にもインナードライと呼ばれる頭皮の表側は脂性でも頭皮の奥が乾燥してしまっている状態に使用しやすいのが馬油シャンプーなので、頭皮でも脂性やフケ・かゆみなどにも相性が良いのが馬油シャンプーです。頭皮環境に良いので、育毛剤を使用している方でも普段のシャンプーを馬油を配合したシャンプーに変えてみるのも良いかもしれません。ドラックストアで馬油の美容製品は見ることがあるかもしれませんが、良質な馬油シャンプーはまだ数が少ないかもしれません。高級アルコール系を使用した馬油シャンプーが多いので、高級アルコール系の場合には洗浄力が強いから皮脂汚れを取るという面では最適ですが、洗髪後に乾燥しすぎてしまったり、たんぱく質変性作用があるため皮膚を構成しているタンパク質そのものが変わってしまうため、角質が固くなったり、血行が悪くなったりするので、頭皮ケア向きではありません。頭皮ケア向きの馬油と頭皮ケア向きではない洗浄成分が相反されて配合されているシャンプーが多い中、馬油を使用したアミノ酸系のシャンプーは両方ともスカルプケア向きなので、頭皮トラブルで悩まれている方は使用しやすいシャンプーになっています。昔から馬油は伝統的な成分ですが、インドではアーユルヴェーダと呼ばれる伝統的なハーブなどもありますし、ホホバオイルやアルガンオイルなども昔から伝統的な成分の様です。馬油は肌の荒れや火傷の際に使用されてきた民間治療薬でもあったというのもあり、今現在はスカルプシャンプーやスキンケア製品に配合されていることも多いです。