アミノ酸系1

アミノ酸系の洗浄成分というと１つしか種類がなさそうに見えますが、色々種類があります。色々なアミノ酸系の洗浄成分が誕生してきていますが、昔からあり、今でも使用されているアミノ酸系の代名詞は、アラニン系、グルタミン酸系、グリシン系、サルコシン系などです。アミノ酸系でも特性が違っていてサルコシン系を例にとってみると旧表示指定成分に指定されてからあまりアミノ酸系洗浄成分として見かけなくなってきましたが、石鹸系に似たサッパリ感があり、アミノ酸系でも洗浄力が高いのが特徴です。シットリしたり、ヌルヌルすすいでもぬめりが取れない傾向あるアミノ酸系も良く使われていますが、シャンプーでもアミノ酸系洗浄成分は色々組み合わされて使われています。グリシン系は、弱酸性でもあまり泡の立ち具合や泡の量が落ちにくいので、アミノ酸系の洗浄成分でも比較的泡立ちが豊かな洗浄成分です。最近ではリンゴ酸なども出てきており、より使用用途や利便性などを考えて使い勝手の良いアミノ酸系の洗浄成分も今後出てくることもあるかもしれません。またアスパラギン酸は酸性であればあるほど効果を発揮する特異性があるタイプもあり、カラーした髪やパーマした髪にも使用しやすい洗浄剤です。洗浄成分に関しては、アミノ酸系でもヘアケア用やスカルプ用など特に大きく変わるものではない場合もあるので、しっかりアミノ酸系でも色々な成分が使用されているのでしっかり選ぶと良いでしょう。